
7月23日、呉二河球場で第4戦、三次高校対新庄高校戦が行なわれ13-5で新庄高校が勝利しました。
13-5と言えば8点差、普通に得点を見れば新庄高校の圧勝にみえますが、三次高校が6回裏に8-5まで追い上げた時は、もう流れは完璧に三次高校でした、しかし名将迫田監督率いる新庄高校の継投策に追いつけず惜敗しました。この試合まで4試合、すべてが感動的な試合でした。みんな、みんな、有難う。
これで三年生は引退です。
この回は三年生だけに感謝の言葉を述べます。二年生はまだまだ取っておきます

背番号1中村、文字通りエースですが、この子は打撃も凄い、この大会も15打数6安打3打点の投打に大活躍でした。他校のエースと比べ、決して体躯に恵まれてる訳ではありませんが、本当に気持ちで投げる選手で、あの広島商業戦の好投には涙しました。三年間、万全な体調でに望んだ試合は数少ないと思います、気持ちで投げる投手です

背番号3稲田、この選手は、あの6年前に準優勝した時に一年生ながら19の背番号をつけた稲田君の弟です、兄貴同様、立派な身体に恵まれ、中学時代は捕手でしたが、高校で一塁手にコンバートされました。
派手さは無いのですが、気がつけば試合を決める安打を放ってると言う選手でした、今回の大会も13打数5安打7打点の打点王です

背番号4立花、入学した時から二塁手希望、この選手の印象は、いつもユニフォームが真っ黒、それも正面だけ、何故だかわかりますか?
それは、彼の特技はセーフティバンドで、いつも一塁ベースに向ってヘッドスライディングをするからです。
犠打も一番多く、成功率も高い。この大会も8番バッターでありながら11打数5安打4割5分5厘で、打点3です、辛い練習が報われたね、おめでとう

背番号5伊藤三塁手(副主将)、4試合、全て見ましたが、伊藤君だけは最後までクチビルを噛み締めて涙を見せませんでした、自分の副主将と言う役割を考えると、優勝してから一杯泣こうと心に決めてるみたいでした。
この子を見てると、ひと昔前の侍と言うか男子を感じます。この大会も9番バッターながら11打数6安打5割4分5厘の首位打者です

背番号6原田主将、この選手は三次高校硬式野球部の伝統、文武両道を進む代表的な選手、40名を超える選手を纏めながら、本人もショートで一番バッター、細身の身体で全身全霊で大会に望みました。
広島商業戦での涙は印象的でした。次は時川くんです、また明日

背番号8センター時川、11打数4安打3打点、なんと言っても忠海戦のレフトフェンスオーバーの大ホームランは見事でした、いくら金属バットと言え、この広いみよしきんさいスタジアムでのフェンス超えはめったに見えません、私も栗原選手以来です。
三和中学出身の三羽烏(立花、原田、時川)の選手達のチームワークも素晴らしいが、三組の保護者の連係プレー(送迎等)も、これまた素晴らしい

背番号10槇橋投手、世羅西中学出身、寮生。代理監督かと勘違いするほど、ベンチ内では、いつも声を出してます。新庄戦で点差が開き始めた時に、この代理監督が「このまま、終わっていいんかい」と大声を上げたらしい。
そうしたら8-5まで直ぐに追い上げたそうです。
投手としても素晴らしい、あの広島商業戦でも、中村の後を救援し、いきなり死球、ここが槇橋らしい、しかしその後をピシャリと押さえ逃げ切りでした

背番号11窪田投手、三年生唯一の左投げ左打ち、私はいつも宇宙人と言ってました。全てがプラス思考、昨年秋まではエースナンバーをつけてました。
広島市内の城南中学から田村と二人で三次に来て寮生として、勉強に野球に頑張ってます。
土日と寮に食事が出ないのでよく、食事にでかけました。少し食が細いので、心配してましたが、校内マラソン大会でも、いつも上位に入り、スタミナな充分です。
お父さんに初めて会った時に車を見たらプレートナンバー「11」やはり11に縁があります

背番号13川本、ファーストの控えです。入学した時は投手希望、お兄さんも三次高校硬式野球部に在籍してました。この子が嫌な顔をしたのを、見たことがありません。どんな辛い時も、きつい時も笑顔で、私達にも挨拶をしてくれました。この大会は一度しか出場機会がありませんでしたが、練習試合での活躍は忘れません

背番号15重森、サードの控え、小柄ながらファイト満々、長打力もあり、意外性のバッター。ご両親も仕事柄、なかなか球場でお会いする事はありませんでしたが、重森と食事をした時、何を食べても「ぶち上手い」と言って食ってましたのを忘れません

背番号17田村外野手、一言で言って「努力家」。窪田と一緒に広島城南中から入寮。セカンド希望でしたが、立花とのセカンド争いで惜しくも破れ外野にコンバートされるも、猛練習で外野を立派にこなせるようになりました。そして田村の素晴らしいところは、その戦いに敗れた立花と大の仲良しな事です。いつも一緒に行動してました。選手達だけで無く、保護者の方々からの信頼も一番です。進学目指して頑張れ

背番号19嶋田、通称「嶋ちゃん」、入部した時は、この子は将来必ず4番を打つ選手になると確信してました。
なにせパワーはチーム1、頭部は勿論、どこに死球を受けようと痛がるのを、見た事がありません。一塁に猛ダッシュ、一塁コーチがアイシングしようとスプレーをかけようとしても、いつも拒否、ほんと、この子の身体は何で出来てるのかと思いました。練習試合でホームランもぎりぎりスタンドインするのでは無く、いつも打った瞬間にわかりました。校内マラソン大会の数々の新記録。食事会の大食漢。思いではつきません、私は嶋ちゃんから進路希望を聞いてますが、内緒です、無事合格してや
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