fc2ブログ
決勝戦 昨日の28日に三次市内の葬儀場で、岩本さんの葬儀がおこなわれ、お別れに行ってきました。子供さん、お孫さん、曾孫さん、大勢の親族、野球関係者の人達、近所の人達等が参列され大変立派の葬儀でした。祭壇には野球殿堂入りされた盾や現役時代のお写真で飾られてました。
 故岩本さんは明治45年(1912年)のお生まれで満96歳で天国に召されました。晩年は奥様の看護、介護を10年以上に渡り、静岡でされたそうです。雨の日も風の日も、車で15分くらいの距離にある病院に一日も休まず通われたそうです。そして奥様が亡くなられて間もなく息子さんに「故郷の三次に帰りたい」と言われたそうです。当然、家族の方は90歳近い岩本さんに反対されたそうです。いくら足腰が元気だと言え、一人暮らしはこたえます。食事、洗濯、いろいろ大変ですからねー。
ところが岩本さんは、そんな家族の反対を押し切り、単身、三次に帰って来られました。三次では近所の人達、昔からの友人が一生懸命、協力応援されたそうです。元来、元気な岩本さんですから、近所の催し物などには進んで参加されたそうです。その中でも一番の楽しみは、三高グランドに行って後輩達を応援、指導する事だったそうです。後輩といえ70歳の年の差があります。普通なら外野の片隅か監督室で見ておられるのでしょうが、そこは岩本さん怪物です。ちょうど87回大会の準優勝の時のメンバーの前でスイングを教えておられたのを見た時はビックリしました。選手達の前で92歳の岩本さんがフルスイングされたんですが、私の耳にブルンと空気を切る音がしました。勘違いかと思いましたが、何度聞いてもブルン、ブルンです。やはりプロのホームラン王は違います。
 瀬戸内高校に練習試合に行った時も、相手もプロ野球出身の後原監督です。岩本さんには最高のモテナシをされ、ネット裏の特別室で観戦されたんですが、保護者の方に「岩本さんがネット裏で観戦されてるんで、何かあったらまずいんで、マスターも一緒に観戦してや」と言われ行きました所、近くまで行くと大きな声にビックリしました、そこには岩本さんと三高の控え捕手が二人で観戦してました。両校の一つ一つのプレーをその控え捕手に説明しておられるんです。すごく大きな声で「あそこは、こうしなさい。」「ここはボールから、はいらないと、やられてしまうよ。それ見いや打たれたろー」身振り手振りで解説されてました。控え捕手はその声に圧倒されただ「はい」「はい」ばかり繰り返してましたけど。10個言われた内の2個でも3個でも覚えて帰ればいいなーと思いました。
 そして第87回大会は岩本さん始め、みなさんの指導、応援の力で決勝に進みました。
決勝の日、市民球場の三塁側は三次高校ファンで超満員になります。内野自由席まで溢れた人で一杯でした。そんな内野席を見上げると一番見やすい席に岩本さんが座っておられ、周りはマスコミの方々が囲んでおられました。声を張り上げて応援されてました。
 しかし健闘及ばず準優勝(それでも最高ですが)しました。
そして、その頃から岩本さんに会える機会が無くなりました。風の噂で入院されてる事をしり、いつまでもお元気でいて欲しいと思ってたんですが、3年の入院後、今月26日帰らぬ人となられました。
息子さんが親族を代表して挨拶されました「三次の暖かい人達に囲まれ、父は幸せだったと思います」と、私たちこそ大変お世話になりました。
(岩本さん球暦)
1931年 甲子園出場
1938年 明治大学から南海に入団 その後、松竹ロビンスに移籍。2リーグ制施行後、セリーグ第1号ホームラン。 一試合18累打(現在でもプロ野球記録)。一試合4ホームラン(プロ野球記録)1950年 トリプルスリー達成(3割1分9厘、39本塁打、34盗塁)38歳。その後、東映(現在の日本ハムかな)で選手兼監督。引退後、近鉄監督(現在のオリックス)。                        その他、頭部死球のあと、直ぐに一塁まで走ったとか、あの喝の張本さんが岩本さんの頭部死球後の頭蓋骨骨折のレントゲン写真を見たとか、盗塁でも足から滑らず頭からボールめがけてて突進したとか、武勇伝は数知れず。
 こういう素晴らしい人に出会えた事に心から感謝します。                   (合掌

スポンサーサイト



2008.09.29 Mon l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲
岩本 三次高校硬式野球部出身の最強打者、岩本義行さんが26日96歳で亡くなられました。学区制が今と違うので、難しいんですが、岩本さんは三次高校から広陵高校、そして明治大学、社会人野球を経てプロ野球に進まれました。プロ野球では本塁打王、一試合四本塁打、3、3,3(3割30本塁打30盗塁)他、今の現役の選手が、偉大な記録を達成すると、新聞に載りますが過去の達成者で岩本さんが、ほとんど顔を出されると言う、球界屈指の選手でした。その後、選手兼監督、監督を長く務められました。三次高校出身最強だけでなく、広陵高校、明治大学出身でも最強でしょう。
 10年前に故郷に帰られ、母校である三高野球部の指導をされてました。私が一番印象に残っているのは、やはり三高が準優勝した2005年とその前年です。いつも三次町から自転車で三高グランドまで、私の店の前を通り選手の指導に通っておられました。とても90過ぎの人とは信じられない堂々とした運転でした。
遠征試合でもいつも永川さんの車で同行され、選手を暖かい眼で叱咤激励されてました。とにかく何処に行かれる時でも(例え三高グランドでも)服装、身だしなみのチャンとされた大変おしゃれな方でした。写真は今治西高校への練習試合に向う途中の瀬戸内海での写真ですが、ちゃんと中央でネクタイをしておられます。みんなで遠征先で食事をした時も、我々は原則、割り勘なんですが、いつも岩本さんは、おもむろにうしろポケットから2枚折の財布をだされ、余分に払っておられたのを、ハッキリ記憶しております。
 2004年の広陵高校との練習試合(当時、とても三高の力では練習試合など組めてもらえなっかった)も、岩本さんの御尽力で実現したと聞いてます。翌年の瀬戸内高校戦も。その広陵戦で勝利し翌年のあの準優勝に向った訳です。思い出を語れば良い話がたくさんあるんですが、今度、岩本さん特集でお話したいと思います。本当に野球だけで無く、一つ一つの言葉、行動が素晴らしいんです。今度ブログに掲載します。その中でも、岩本さんが、前佐藤監督に言われた「子供を指導するなら、己を磨け」。いつも選手を批判してるばかりの私には心にズシンときました。自分を磨きたいと思います。
 岩本義行さん、ありがとうございました。      (合掌)
2008.09.27 Sat l 未分類 l COM(3) TB(0) l top ▲
重森 市長 森宗 今井 昨日19日平安閣において重森君(広陵高校3年)の高校総体ボクシングのウェルター級準優勝の祝賀会が、下森県会議員、村井三次市長を始め多数のご来賓を招き開催されました。後援は三次ひかりボクシングジム(新川会長)です。
私も少しのご縁があり、お招きいただきました。重森君は十日市中学校の出身で、中学時代は野球部に所属し、今年、甲子園を沸かせた広陵高校の左のエース、森宗君とバッテリーを組んでた野球少年でした。ある時期、ボクシングに惹かれ、広陵高校でボクシングをしたいと一時期、市内のひかりボクシングジムで最初の一歩を踏み出しました。
 そして、この高校総体で準優勝と言う見事な結果を出しました。そしてこの秋の大分国体にも広陵高校から只一名選出されました。是非、優勝して、そして4年後のロンドンオリンピックを目指して欲しいものです。
一方、森宗君は来春、亜細亜大学に進学し、上を目指すそうです。これまた期待大です。
森宗君と初めて話しましたが、すごい好青年でした。
 こんな小さな三次市で現役プロ野球選手が5名(福原、二岡、永川、梵、田中)、そして重森君のようなボクシング選手。広陵高校の石畑君等、すごい事ですよね。
 やはりそのルーツは少年野球にあると思います。私も時々、少年野球を見にいきますが、私らの時代と比べて全然レベルが違いますねー。後、指導者の方の熱心な事。この時期に基本を叩き込まれる訳ですから良い選手が出るはずですよね。そして中学生になっても、甲子園優勝時の主将、重広さん達、野球に熱心で詳しい方達が指導される訳ですから。伸びるはずですよね。
 今日も十日市少年野球クラブが早朝から夕方まで練習してましたよ。
そして本日の秋季大会、高陽東対新庄高校は8対1で新庄高校がコールド勝ちしベスト8に進出しました。、新庄高校は一年生投手三人の継投で勝ちましたが、その中の二人は三次中学出身と十日市中学出身でした。そして高陽東のセカンドも三次出身でした。
 県内の強豪校になんと三次市内の中学校出身の生徒の多い事。しかも、ほとんどの生徒が中心選手。
我が三高も毎年、好結果を残し、三次市内の中学生に「三高で野球をして甲子園を目指したい」と言われたいものですね。左下の写真の野球少年に「三高に来て野球をしんさい」と話したんですが、本人曰く「僕は広陵に言って甲子園に出ます。」と断れました。でもこの少年と私は友達になったんで、ずーと応援していくつもりです。  



 
2008.09.20 Sat l 未分類 l COM(5) TB(0) l top ▲
得点 福原 国重 いよいよ1年生大会が10月11日の北部予選から始まります。1年生大会は、大会としては、あまり馴染みがありませんが、見てると二年三年後が読めて大変に興味ある大会です。学校によっては一年生部員(最低6名)がいなくて、参加できない高校もかなりあります。6名いれば後は2年生を3名入れてチームを作る事も可能です。(バッテリー、クリーンナップは一年生に限る)
 当然四年前の谷本、日高2名の時代は参加する事が出来ず、両選手も私たちも、寂しい思いをしました。それに比べ今年は一年生だけで20名を超える部員がいます。頼もしいですね。どうにか北部地区で優勝(各地区優勝校のみが県大会に参加出来る)して県大会で広島商業(また父兄に叱られるかな)と戦って欲しいものです。
今でもシングルナンバーをつける福原、国重の両名が中心になる事は間違いありませんが、この大会でスーパールーキーが出てくる可能性大です。
 県大会は11月に組まれ、グラウンドはかなり寒くなりますが、熱い大会を期待します。
また日程,対戦相手が決まり次第、報告します。


2008.09.18 Thu l 未分類 l COM(9) TB(0) l top ▲
得点 山上本日、呉二河球場で、秋季県大会の2回戦、三次高校対広島商業戦が行われました。結果は10対1の7回コールド負けでした。
私も試合前に駆けつけ応援しましたが、わずか数分のノックで、今日は危ないなーと感じました。先に広島商業がノックしたんですが、ほとんど返球を含めノーエラーでした。他方、我が三高はなんとミスの多い事、相手は何度も甲子園で優勝してる名門校。そして我が三高は試合前のノックといえども誰か一人でも打球に飛び込んでユニフォ-ムを汚しましたか?君達は挑戦者ですよ。
 私の予感はずばり当たりました。内野陣の総くずれ、広島商業の三塁手、見ましたか?少しの手を抜いたエラーで、いきなり交代ですよ。三高のベンチを見れば、見方の選手のエラーを慰めあってるじゃーないですか?仲間がエラーしたら傷を舐めあうんじゃなく、いつでも自分が代わりますよ、と言うくらいの気持ちが無いと、来年の夏はありませんよ。
 一から出直し。

2008.09.14 Sun l 未分類 l COM(13) TB(0) l top ▲
DSCN0927.jpg 永川 カープの永川投手が昨日の横浜戦で自己の球団記録を破る32セーブ目を上げました。永川投手本人は新庄高校の出身ですが、弟の光浩君が、三次高校で、あの準優勝時の左のエースで、大活躍しました。
 光浩君がピッチャーマウンドにあがると、あの長身(188センチ)で綺麗な左投げに観客席がシーンとなったのを今でもはっきり、覚えてます。
 光浩君の関係で永川投手の御両親と長い良いお付き合いをしてますが、ご両親とも、私と違って長身の方ですが、本当に繊細な神経の持ち主で大変、他人に優しい人です。
光浩君がはく離骨折で長い間、試合に出れない日が続きましたが、その間も練習試合のほとんどを夫婦で見に来られ、一生懸命、他の選手を応援しておられました。
 永川投手は三兄弟の長男だそうです。しかも三人とも、本当に優しい人達らしい、私の日頃から言ってる「男らしいは優しい事よ」が真実であった事が、ここでも証明されました。
 そして長男の勝浩選手が昨日32セーブ目をあげました。現在セリーグのトップです。
今年で旧市民球場は閉鎖されます。是非、永川投手の頑張りでクライマックスシリーズに出てもらいたいものです。そして初タイトルも。
 新庄高校の関係者の方には誠にすみませんが、なぜか永川投手が三高のOBに見えて仕方ありません。
2008.09.12 Fri l 未分類 l COM(1) TB(0) l top ▲
井坂 幸せ 幸大 谷本 前回、東京ドームと神宮球場に龍谷大学三年生の永川君と木屋君を応援に行きましたように、今回は大阪の舞洲球場に二年前のキャプテン谷本幸大君を応援に行きました。と言うものも、前日に神戸学院対龍谷大学戦の一回戦で谷本君が公式戦に初出場したからです。二年生で、しかも全国レベルの大学リーグで出場する事自体、素晴らしい事なんです。
谷本君が所属する神戸学院大学の昨日の先発メンバーの出身校を見ても、柳川、東洋大姫路、金光大阪、明徳義塾、智弁学園、履正社、報徳学園、北陽です。全て甲子園出場高校ですよ。そんな中で三次高校出身の谷本君がレギュラー目指して頑張ってます。応援するしか、ないじゃーないですか。
 試合が終わった後、一緒に食事しましたが、高校時代とまったく同じ目をしてました。「いくら練習、一人暮らしが辛くても、僕は野球が大好きなんです。」と。
 私は、もう一人の同級生、日高来君と、この二人を一生応援して行きます。背番号14番が谷本君です。




2008.09.08 Mon l 未分類 l COM(6) TB(0) l top ▲
来春の選抜大会の出場校を決める秋の大会の対戦相手が決まりました。
一回戦は不戦勝となり、第二回戦からの登場です。来週14日(日曜日)の呉二河球場で午後2時から、一回戦、広島商業と安佐北高校との勝者との対戦になりました。広島商業と言えば、この夏の大会で敗れたチーム、安佐北高校と言えば、昨年の夏の大会で敗れたチーム。何か縁を感じますね。
 私は最近、夏の大会前の抽選日には、キャプテンに、縁結びの神様のお守りを渡してます。普通は勝負の神様のお守りを渡すもんでしょうが、私にはこだわりがあります。三次高校硬式野球部に入部して、素晴らしいチームメートに出会ったのも、何かの縁だし、くじを引いて対戦相手に決まったのも、何かの縁です。私にしても、その縁で、素晴らしい保護者の方々とも、長い長い付き合いをさせてもらってます。この大事な縁をこれからも大事にしていきたいと思います。
 とにかく、どこが相手だろうと、いまある力を全部発揮して欲しい。三回戦は広陵との対戦の可能性をあるとの事。良いくじ引いたね。
 日曜日、みんなで応援に行くよ。
昨日の練習試合の結果 第一試合 三次高校2-6島根中央高校(旧名:川本高校) 第二試合三次高校5-4島根中央高校。
2008.09.08 Mon l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲
国岡 中村 もんだ 本日は三次高校グラウンドで島根県の仁摩高校との練習試合がありました。
 第一試合目三次高校1-0邇摩高校。国岡の完封。 
 第二試合目三次高校13-8邇摩高校 8回降雨のためコールド 中村、門田の継投。
二試合共、まだまだ追加点のチャンスあり。もう少し、きめ細かい野球を習得しよう。
明日の7日はやはり三高グラウンドで島根県の川本高校との練習試合が2試合予定されてます。午前10時開始予定。
翌日の月曜日には秋季県大会の抽選が行なわれます。対戦相手が決まり次第、速報でお知らせします。
 
 
2008.09.06 Sat l 未分類 l COM(2) TB(0) l top ▲
国重 福原 あくまでも、現在の時点でレギュラーに一番近い一年生はライトで右投げ左打ちの国重君(十日市中学出身)犠打も上手だし何か良いセンスを感じさせる。後はショートの福原君(三次中学出身)小柄ながら堅実な守備、何かファイトの固まりと言う感じ。中学時代は広島県大会の優勝を経験。二年生も20名以上の好選手揃い
 一年生を含めて、どの選手にも、レギュラーの可能性あり、監督やコーチに、自分の良さをアピールして欲しい。
今週末は6日(土)に邇摩高校とのダブル、7日(日)には川本高校とのダブルが三高グラウンドで行なわれます。秋季大会前の最終戦です。4勝0敗で乗り切ろう

2008.09.02 Tue l 未分類 l COM(6) TB(0) l top ▲